2月16日、文部科学省で開催された「トビタテ!留学JAPAN 第6回留学成果報告会」の大学生部門において、経済学部4回生の渡辺太陽さん(宮西ゼミ所属)が聴衆からの投票で選ばれるオーディエンス賞を受賞しました。
渡辺さんは、文部科学省が実施する官民協働の留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」第15期生として、2023年10月から2024年1月までの約4か月間、アフリカ東部?タンザニアに渡航。現地の日系企業でインターンシップに挑戦し、電力が届いていない地域に太陽光発電を導入する事業に取り組みました。
発表では「太陽の情熱で世界に挑む」と題し、小規模農家用の製粉工場と金鉱山への太陽光パネル導入に向けた交渉やパネルの設置など、現地での活動と学びについて報告しました。電力のない地域に電気を届けることを小規模ながらも実現し、エネルギーが地域社会や産業にもたらす影響力の大きさを体感したと語りました。
2024年7月には、文部科学省主催の「Global × Innovation 人材育成フォーラム」でもプレゼンテーションを行い、海外で挑戦する若者を後押しする制度のあり方について、産官学の代表者とともに意見交換されました。
今春からは、国際協力機構(JICA)に就職し、アジアやアフリカをはじめとする地域で、エネルギーの安定供給を通じた社会課題の解決と世界平和の実現を目指すという志のもと、国際協力の現場でさらなる挑戦を続けられます。

大勢の聴衆を前にプレゼンテーション

文部科学大臣らと表彰式(左端が渡辺さん)
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広報課